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「人間到る処青山在り」。さて、何と読みますか…?

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2021.2.4「人間到る処青山在り」。さて、何と読みますか…?

「人間到る処青山在り」。皆さま、読めますでしょうか…?
「にんげん、いたるところ、あおやまあり」では…、20点です。

 

文章を読む間にでも、もう少しお考えください…!

 

写真は今日2月4日の18時頃、霊園から離れ、九大伊都キャンパスからもう少し福岡市西区周船寺方面に進んだ路上からです。まわりは田んぼの長閑な場所です。

 

写真の山は、夕陽の後光を受けた糸島のシンボル「加也山(かやさん)」。
福岡・糸島、この時間帯、まだ明るく、少しづつ春に向かっている気配を感じます。
気温も穏やかで晴天の一日。雲が少しあることで、夕陽もより一層美しさを増します。

 

「人間到る処青山在り」。
「にんげん、いたるところ、せいざんあり」…、だいぶん近づいてきました。
でもまだ50点です。

 

写真の加也山。
シルエットは富士山の形に似ていることから、「糸島富士」「小富士」などとも呼ばれています。
古くは万葉集にも詠まれている山です。
当サイト内の“いとしま絵散歩”のページでも紹介していますので、詳しく知りたい方はぜひそちらのページもご覧ください。

 

「人間到る処青山在り」。…正解は、

 

「じんかん、いたるところ、せいざんあり」です。意味はというと、
人間(じんかん)=世の中のこと。
青山(せいざん)=墓場(霊園の私たちがこういうのは言葉が悪いですが…)のこと。

 

つまり、“世の中には、どこにでも骨を埋める場所がある”ということです。
幕末の僧、月性 (げっしょう)の漢詩です。

 

世の中のどこで死んでも、骨を埋める場所ぐらいはあるから、臆することなくおおいに一生懸命活動すべきである、といったような超解釈になるでしょうか。終活をされている方は、既に胸に秘められている言葉なのかと思います。

 

まだまだニューノーマルな日々が続きますが、皆さま、春はもうすぐです。
糸島のシンボル・加也山付近にはもう少しで菜の花畑の黄色が美しい季節がきます。
暖かくなり、一日も早くこの感染拡大が収束することを、海が近く、空が近い、想いが届きやすいここ“青山”である二見ヶ浦の丘から、祈念しております。

 

いとしま絵散歩のページはこちらから

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