終活について
終活といえば、エンディングノート。そのエンディングノートの内容を拝見いたしますと、思い出、友達、病気、貯蓄、財産、葬儀、お墓…。という内容がほとんどです。少し前の身辺整理をまとめたものと言えるでしょう。
さて、わたくしども霊園が考える“エンディング”とは、考える方の“終わり”を、ご自身で、真剣に考えて、それに向かって今自分は何をすべきなのか、その何をすべき、という活動こそ『終活』と言えるものがあるのではないかと思うのです。
例えば、自分の終わりは家族や親族、友人にもみんなにみとられて眠るように安らかに死にたい、と思うならば、それを実現するには今自分は何をすべきだろう、と考えること。「家族にもっとやさしくしなきゃなぁ」「縁遠くなった親族に連絡をとってみようかなぁ」「久しぶりに友人と食事にでも行くかなぁ」…。と、自分の終わりというものを真剣に考えて、今の自分の活動意欲にすること。これを本当の『終活』というのではないでしょうか?
身辺整理も大切ですが、ぜひますます元気に活動意欲を起し、充実した人生をともに歩んでいこうではありませんか。