ふたみブログ

2025.12.19クリスチャンのお墓も霊園には多数ございます。

もうすぐクリスマスですね。ここ数日寒い日が続いている福岡・糸島ですのでクリスマス気分も感じられる気候でしたが、週末は少し天気が崩れることもあり、気温は少し暖かくなりそうな予報です。寒いより暖かいに越したことはないのですが、皆さま、今年もあと2週間ほどとなってまいりました。寒暖差で体調を崩さずに年末年始を迎えられるよう、海と空が近いから、想いが届きやすいここ二見ヶ浦の丘から祈念しております。

クリスマス。

当霊園は宗旨・宗派・宗教・国籍不問の霊園ですので、園内にはクリスチャン・キリスト教徒様のお墓も多数ございます。日本式のお墓と違い、十字架をお墓のどこか、例えば今日の写真のように造形として象った石を付けたり、棹石（さおいし）に彫刻として十字架を刻んだりと、パターンは様々です。

お墓参りの方式も様々だとお聞きします。キリスト教では仏教ほど『お墓参り』を重視されない傾向があり、お彼岸やお盆のようにお参りする習慣は特にないことによります。お墓参りは故人の命日などに行うことが多いですが、その場合であっても、仏教のように「故人」を拝むのではなく、故人とともに「神」に祈ります。

そもそもクリスマスとは、イエス・キリストの誕生を祝う祭日で、語源は『キリスト（Christ）』と『ミサ（mass＝礼拝）』で、『キリストのミサ（礼拝）』を意味し、キリストの降誕（生まれ）を記念する日。

命日に悼むよりも生誕の日を祝う。

仏教ではお盆やお彼岸、命日等に重きを置くことが多いですが、宗教によって捉え方も様々。でも、どんな宗教であっても、大切な人を失うことはとても悲しく、いつまでも心が癒えない日が続いてしまうのは同じです。

少しでも前向きに捉える想い方に切り替えられる日が続くようになると、日々の生活も少しずつ活力が戻ってくることと思います。

キリストが生まれた日。クリスマスはもうすぐ。皆さまに、メリー・クリスマス。

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