ふたみブログ
2025.5.22造成区に樹木葬・家族墓「鳳凰区」。フェニックスが舞い降りました。

糸島・福岡、雨続きの今週、今日は束の間の雨休み(雨が降らない、という意味です)の日となりました。
写真は拡大中の造成区内に新設する新たな家族墓「鳳凰区(ほうおうく)」。社会ニーズに対応する様々なお墓をご用意している私たち二見ヶ浦公園聖地ですが、造成工事以前から特にご要望の多いスタイルが「家族墓」。一世帯ご家族単位で維持・管理していくお墓となります。
最初(初代)の家族墓は芝生墓所の洋式スタイルのお墓。第2弾の家族墓区画は海を見渡す豊かなロケーションをコンセプトとした「六和苑(ろくわえん)」。区画中央、シンボリックな六和塔を中心に半円形に個々のお墓を建立する、初代同様の洋式スタイル。第3弾はより気軽にお墓参りができるよう、霊園入口手前にバリアフリー設計でご用意した「扇区(おうぎく)」。こちらは中央に大きな釈迦牟尼部仏坐像(お釈迦様)が鎮座し、区画の安泰を見守るコンセプト。区画を見守るのは釈迦牟尼仏だけでなく、区画頭上には霊園事務所もあり、私たち霊園スタッフも常に目の行き届く場所であることにもご好評いただいております。第3弾「扇区」のあとも、実は箇所箇所で家族墓を基数限定でご用意してきました。
そして大きなくくりとしての第4弾、芝生墓所の家族墓「鳳凰区」を造成区に新設しております。玄海国定公園の敷地の一部となっている霊園であり、自然そのままを生かすことで霊園全体が樹木葬と称されてきましたので、今までは敢えて“樹木葬”という設定はしてこなかったのですが、この鳳凰区、シンボルには桜の木でもその他の樹木でもないカナリーヤシ「フェニックス」を植樹いたします。今日はその1本目の植樹作業。区画中央の通路を挟んで向こう側にもう1本植樹いたします。当園では“樹木葬”と位置付けております。
近年良く取り上げられる“樹木葬”ですが、霊園やお寺などによりそのシステムや設定は様々で、一般的にイメージされるのは、石でできたお墓を建てずに桜などの樹木一本を個々の墓標とするものや、大きな桜の木の周りに個々のお名前を刻んだ石の墓標を並べるものなどがございます。当園の樹木葬、どちらかと問われれば、後者の形式で樹木葬・家族墓の設定としております。
形ある“石造り”のお墓、ご家族・ご親族には墓前で故人様に感謝を伝える場所であってほしい。家族の繋がりが希薄となっている昨今だからこそ、その繋がりを大切にする場所、石造りの墓前で手を合わせる場所をご提供すること。私たち二見ヶ浦公園聖地のポリシーです。
鳳凰区にフェニックス。
海が評される二見ヶ浦にもちなんだオリジナル性もある樹木葬区画になればと思っております。
ちなみに、今日の写真、植樹中のフェニックスの背後にも建設現場が写り込んでいますが、木枠・柵のある場所は来年夏に完成予定の永久墓「夫婦ピラミッド」の建設現地となります。
夫婦ピラミッドの前にある家族墓「鳳凰区」。糸島・二見ヶ浦に堂々と舞い降りた不死鳥を、ぜひロケーションと併せてご覧いただきたいと思います。
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