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2017.1.30仏教の教え

二見ヶ浦公園聖地の墓地が、3,200基を超えました。 それにともなって埋葬者数が6,000名を超えて参りました。 亡くなられた方へ経を唱えることを回向(えこう)と言います。 ご先祖様へ唱えた経の功徳が回って子孫へ向かう。と説かれます。 ご先祖様を過去としますと子孫は未来になります。唱えている自分は現在です。 回向は、現在から始まって過去へ回り未来へ向かうという修行になるのです。 前回は、国土を過去、現在、未来に分けて考えました。 今回は、回向という修行から過去、現在、未来の三世を考えたいと思います。 ずいぶん昔の投稿に自分の先祖は一体何人いるだろうということを投稿しました。 父母、祖父×2 祖母×2、祖祖父×4 祖祖母×4、・・・。2+4+8+16+32+64+128+256+512=1022名。自分を一代目と考えて十代目までさかのぼると1022名になります。13代目では8190名ですから、13代目で二見ヶ浦公園聖地の埋葬者数を超えてしまいます。いずれにせよ、ものすごい数の先祖が現在の自分の存在に関わっているということになります。回向はその数えきれないほどのご先祖様に向かって経を唱え、唱えた功徳がぐるぐる回って子孫へ向かってゆくという大変ありがたい修行ということなのです。 大きな樹木に例えるとわかりやすいかもしれません。 樹木の根を先祖、大木を自分、新しい新芽を子孫としますと、樹木の根に経という肥料をたくさんあげることで大木という自分はますます大きくなり、新しい芽は元気よくすくすくと育ってゆくでしょう。 子孫繁栄を願うとき、先祖へ感謝することから始めることで孫、ひ孫の時代に大きな大木として人生を謳歌できるのではないでしょうか。 人生を考えるとき、 ①自分の三世(過去・現在・未来) ②国土の三世 ③先祖の三世 という三つの三世をどうするかと考える事で改めて自分の歩むべき人生を感じることができるのです。 そして、仏教とは一切衆生の三世を救うための教えと言っても過言でないのです。 ありがたい。すばらしい。
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