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種を育てる

知っ得コラム

2016.2.17種を育てる

お坊さんのお話です。 前回のお話では、種がないと成仏できない。仏性という土壌は持っているが種がないので成仏できないと言いました。 今回は、種がないという意味をもう少し深くお話しさせていただきます。 園芸店に行きますと袋に入ったたくさんの種類の種を販売しています。 袋に入った種は、そのままですと発芽することなくいつまでも種のままです。袋から取り出して、土壌に植え育ててはじめて発芽し実りとなります。仏さまは、袋に成仏という種を入れ我々衆生のすべての心の中に備えていると説いておられます。つまり、一切衆生は仏性だけではなく、仏種も心の中に備えているというのです。しかしながら、我々衆生はさまざまな煩悩に迷いを起こしその袋の種に気づかず、袋から種を出さないまま一生を終えてしまっているというわけです。つまり、種がないということではなく種に気づいていないと説かれるべきものでしょう。 仏様の種だけではなく、学者になる種、スポーツ選手になる種、発明家になる種、医者になる種、等、それぞれ様々な種を我々衆生は持っています。 それがひとたび袋から出されるという縁に触れますと発芽し実となって実現します。 自分にとって良き縁に触れるためにどうすればいいのかということを説くのが仏道修行であり、仏教と言っても過言でないでしょう。仏教は、生き方の哲学ですから、あらゆる可能性を持っている我々がいかに早く良き縁に触れ良き種を育て実とならせるかは自分の生き方次第と言えるのではないでしょうか。 子供のころ、祖母に「あれやこれやしてはいけません。そんなことしたら罰が当たるよ。」と、言われたのは良き縁に触れるための一つの生き方を教える知恵なのかもしれませんね。70歳から勉強して大学に行かれる方もいらっしゃいます。 いくつになっても生きている以上可能性は無限大です。 今一度、生き方を見直してみることも大切ではないでしょうか。
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